MIKI楽器梅田PRESENTS わたしのドラム、どれくらい?II

去る2003年6月14日、大阪は梅田にある三木楽器主催のドラム・コンテスト
「わたしのドラム、どれくらい?II」が行われました。

つい先日梅雨入りした関西地方は、これでもかといわんばかりのじめじめした湿度と
梅雨入り本番を思わせる大降りの雨の中でしたが、沢山の参加者と観客のみなさんの
おかげでたいへん盛り上がるイベントとなりました。

私は第1回に続き、今回も審査員として参加させて頂きました。
前回とは違い10代のドラマー達の参加がやや目立った今回のイベント
女性ドラマーの参加人数も増え、皆さんとってもパワフルな演奏を披露してくれました。

今回はこのイベントの模様を写真を中心にドキュメント形式でおおくりしたいと思います。


 会場となったのは大阪梅田にあるMIKI MUSIC SALON 梅田
私もここでレッスンをさせていただいておりますが
これは7階にあるサロン(多目的ホール)です。
ここでは各楽器の発表会や、演奏会
はたまた国内外を問わず、著名なミュージシャンの方々も
クリニックやミニコンサートに利用するという
とーってもすごいホールなんです。

今回のコンテストで使用されたドラム・セットを紹介しましょう。

ステージ向かって左側にセッティングされたキットはYAMAHAメイプルカスタム。 ステージ向かって右側のセットは同じくYAMAHAバーチカスタム。

リハーサル/セッティング

今回参加された方や観客のみなさんは見ることのできない、舞台裏(?)を紹介しましょう。


この日私と一緒に審査員をしたドラム科講師の本庄先生。

最後にデモ演奏があるので、入念にサウンドチェックを行っておられました。

どちらのセットもこうやって事前にチューニングを行い、参加者の方が気持ちよく演奏出来るようにしっかり時間を掛けているんです。

この日、リハーサルでPAチェックをしてくださった三木楽器梅田店主任の米田さん。(4階デジタルフロア)

最後の講師デモ演奏ではマイナス・ワン(ドラムの入っていない曲)を使って演奏するので、YAMAHA MDP10 というレッスンでも使用されているXG音源を使用。ところが朝からトラブル続出!!なんと片方のチャンネルから音が出ないという事態に・・・。原因が分からずコネクター回り、ケーブル、ダイレクト・ボックスとチェックをするがやっぱり原因不明。この写真は必死に格闘する米田氏。
イベント終了後原因が判明、なんとダイレクト・ボックスの電池が原因でした(^^; 「灯台下暗し」とはまさにこの事。テンパッているときってすごく初歩的な事に気付かないものなんですよね。私もかなりテンパッっていました。なにせこの時、予定時刻をかなり押していたものですからスペシャリストの米田氏もこの時ばかりは「参った。。。」とおっしゃっていました。
プレイヤーもエンジニアも現場では冷静さが大事ですね。
「まだかな・まだかな・まだかなぁ〜♪」と、様子を見守るも結構マイペースな梅田サロン・スタッフの武本さん。と、右はセッティングも終わり「あとはPA待ちなの♪」と本庄先生。
たかおさんもさうんどちぇっく???

本番前のひととき・・・。
上原さんは面白いんです。

コンテスト本番

さて、いよいよ本番です。


第1回目同様、今回も司会進行は毎度おなじみのこの二人(三木楽器梅田店2階リズム・ワールド、スタッフの上原さんと、梅田サロン・チーフの宮本さん)スペシャル「B&B」コンビ。

そうなんです、この日会場にいらっしゃった皆さんは感じたかと思うのですがこの二人、キョーレツな個性を持ったB型同士、どっちもボケることボケること(^^;そして誰もツッコもうとしない。片方がボケるともう片方はさらにボケ倒す・・・。いつも話は違う方向へ、そして互いに満足すると終わる。う〜ん、素晴らしい(@_@)あなた方がいればこのイベントは永遠に不滅です(笑)

出演者と観客のみなさん。満員御礼ですね。ちょうどこの後今回のコンテストの審査基準を発表したのですが、その途端に出演者の顔がみんな固くなったのでした・・・。

本番風景です。先に向かって左側のセットの人から演奏。その間に次の人は右側でセッティング。という感じで繰り返していきます。
ステージ上手側客席ではその次の人が待機。という流れでしたが、どうもこの日は段取りが上手くいかず流れが途中で中断しがちでした。(こちらの説明不足ですね、次回以降は気を付けさせていただきます。参加者の皆さん、分かりにくくてごめんなさいm(_ _)m
気づいた事があるのですが、みなさんやはりドラムのセッティングには人それぞれこだわりがあるようですね。そんなこだわりをまじまじと見せつけることが出来るのもこのイベントの良いところ。普段ライブハウスなどの対バン形式では転換時間が長くても10分〜15分といった感じでしょうか?その短い時間では納得のいくセッティングが出来なくて、演奏で悔しい思いをした人も多いのではないでしょうか?しかし!このイベントは「ドラマーの、ドラマーによる、ドラマーの為のイベント!!」、時間を気にせず納得のいくまでセッティングをしていいという、ドラマーには願ったり叶ったりなイベントなんです。参加者のみなさん、セッティングは満足いきましたか?

そして演奏が終わったらインタビュー。みんな口を揃えて「キンチョーしたぁ〜」と言ってましたね。「思うように出来ませんでしたぁ〜」「ステージ上がったら頭ン中ぶっ飛びましたぁ〜」と。でもお世辞抜きでみなさんとってもカッコイイ演奏を披露してくれました。普段バンドで演奏している人もそうでない人も、ドラムだけで丸裸にされた感じで演奏する機会はそう無いと思うので、すごく良い経験になったのではないでしょうか?
さて、ここでもボケ倒しの上原氏・・・。緊張している参加者をほぐそうとしているのか、はたまた我が道をただ突き進んでいるだけなのか?この日もまったく意味不明の名言(迷言?)を沢山残してくれました。

上原貴生 名言集
俺の心臓はメトロノーム
兵庫県氷上郡から梅田までは夜行バス
その他いろいろ・・・
(思い出し次第UPします)笑
全くもって意味は不明であります。次回以降に参加の方々はこの辺の発言も要チェックです!そして、忘れてはなりません、宮ちゃんの存在を!!その名言のすぐあとでまるで何もなかったかのごとく上原氏を生殺しして次の話題へ行ってしまう宮ちゃん・・・。絶妙です。最高です。
PA席から小松店長がそのつどツッコミを入れていた事を一応補足しておきます。
そんな小松店長。。。(三木楽器梅田店)
演奏後のコメントをする私です。
ツッコミを入れてる訳ではありません。あしからず。

途中、参加者のみなさんに質問。「あなたにとってリズムとは・・・?」という質問に皆さん真剣に答えてましたね。「機械には出せない独特のもの」とかいろんな答えが返ってきていました。もちろん皆さんが言ってた事も一理あるのですが、私がみなさんに伝えたい事・・・・それはコンテスト参加者対象のクリニックでお話させていただきますね(^^)お楽しみに♪ ちゃっかり宣伝。。。。


GEST演奏
今回はゲスト演奏の方をお呼びしていました。



第1回わたドラ・コンテスト グランプリの田中 萌さん。
前回は年齢層も今回よりやや高く、かなりハイレベルな
コンテストとなりましたが、そんな中でも2位との点差を大きく
引き離し、堂々のグランプリを獲得した萌ちゃんです。

今回はスペシャルゲストという事で演奏していただきましたが
その演奏レベルの高さに、演奏終了後客席から
「おーぉ」とどよめきが起こっていました。
前回同様、ほんとに素晴らしい演奏でした。
忙しい中、参加して頂きありがとうございました。

デモ演奏
全エントリー終了後、審査員の本庄先生と私でデモ演奏をしました。


まずは本庄先生から。
ラテン調のマイナスワン音源を使って素晴らしくパワフルな演奏を披露してくださいました。サンバキックをしながら完璧な4インディペンデンスをきめ、ノリノリの気分にさせてくれました。カッコ良かったですね。おつかれさまでした。

続いてわたくし。。。
前回はタワー・オブ・パワーの「there's only so much oil in the ground」という16ビート基調の曲だったので、今回は8ビートでいこうと思い、フィル・コリンズとフィリップ・ベイリー(ex.EW&F)の共演で大ヒットした有名曲「easy lover」を演奏しました。
セッティングはこんな感じ。ロック王道の3点セッティングに、レフトサイドタムを追加。スネアはstudioのページでも紹介しているdw社のコレクターズ・メイプル(14×61/2)。

実はこの日のリハーサル中、なんとスナッピーコードが突然切れました。ここへ持ってくる直前に新品のコードに変えたにもかかわらず、いきなりバシッ!と切れてしまいました。私が使っているのはアラミド繊維を織り込んだかなり強度の高い物なのにいきなり切れるなんて、しかも本番前に・・・。なんと不吉な。いつもは予備のコードを持ち歩いているのですが、こんなときに限って在庫切れ(涙)そこへ上原さんの「もしもの時の為に用意してますよ!」の言葉にホッと一安心(^^;すぐに両サイドのコードを交換して事なきを得ました。ありがとうございます、三木楽器万歳!!スナッピー側のコードを通す穴は新品を買ったら少しやすり等で面取り(なめらかにする事)を行った方がよさそうですね。いい勉強になりました。

当日、最後まで残ってくださった参加者全員で「ハイ、ちーず♪」
みなさんお疲れ様でした(^^)


総評
という感じで行われた、「わたしのドラム、どれくらい?II」。いかがでしたでしょうか?前回より手元を映し出すカメラや会場用のプラズマテレビジョン等、設備もパワーアップして行われ、非常に有意義な楽しいイベントになったと思います。参加された皆さんはそれぞれ、満足している方もいらっしゃるだろうし、また悔しい思いをした方もいらっしゃるでしょう。しかし今回の経験をバネにどんどんステップアップ出来るよう日々頑張って下さいね。そして、またこの大会にチャレンジしてください。みなさんの挑戦を待っています!

また後日、今回の参加者を対象にドラム・クリニックを行います。普段教わる機会の少ない「リズム」についての話や、各人のプレイを一人一人細かくチェックし的確にアドバイスします。審査発表時にお渡しされる審査結果用紙と、当日の自分のプレイが録音されたCDを聞いて、少しでも疑問や不安を感じた人は是非参加して下さいね。こちらも皆さんの参加を心からお待ちしています!


お・ま・け。。。

イベントに打ち上げはつき物。ということで関係者で打ち上げに行ってまいりました。
もちろんココでも上原氏は爆笑トーク炸裂だったのであります・・・。


飲む飲む。。。
ちなみに服が似ていたのは偶然です(^^;
左から私、上原氏、米田氏、そして2階リズム・ワールド・ベース担当の関原氏。
小松店長はなぜか「チョキ」を出してます。
真剣な眼差しで語る米田氏。次回のイベントなどについても熱く議論が飛び交いました。みんな楽しみにしていて下さいね。
「こら、俺の写真は事務所通さんかいっ!」と小松氏。。。。この日は辛口トークが爆裂しておりました。

2階リズムワールド担当、門井さん。今日はお腹が調子悪いんです(涙)と、いきなり梅茶漬けを注文。(小松店長から、「いきなりかいっ!」とツッコミが入っておりました(笑)
←いただきま〜す♪ 完食→


Special Thanks to all miki staff & tama-ryan and YOU ! ......


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