lesson4 リペア&メンテナンス<スネア編>

第4回目はスネアのリペア&メンテナンスを写真付きで解説していきたいと思います。
今回は私がレッスンに行っている教室のレッスン室の片隅に放ったらかしにされていた
それはそれは可哀相な(笑)スネア君をリペアするべくお借りしてきたので、実際の工程に
沿って説明していきます。

新品のスネアを買ったのはいいけど、全然メンテナンスなんかしたこと無い人や、中古のドラムを買ってきたので綺麗にしてみたい人、はたまた粗大ゴミ置き場でドラムを拾ってきたが激しく故障している・・・などなど、何かのお役に立てば光栄です。
では、いってみましょう!

今回の主役はこのスネア君です。
はい、激しく汚いですね〜(^^;
一体、何をどうしたらこんなになるのか
不思議なぐらいなんですが、巷のスタジオ
の常設機材に比べればまだマシな方です。。。

サイズは14インチ×5.5インチ
素材はニッケル(多分・・・)
スナッピーは全面あたり
テンション数は8テンション。
ヤマハの廉価版スネアですね。
では、取り掛かる前に各部を点検してみましょう。
スナッピーのスイッチ部です。スナッピーのテンションを調節するノブが既になく、六角のネジが突っ込まれています。レバーも壊れていて動きません。これは残念ながら新品部品と交換です。 パット部です。サビサビなのと、この時代のスネアにはよくあるスナッピー・コードの止めネジがプラス・ドライバーで回すタイプで不便な為、こちらも土台ごとチューニング・キーで回せるタイプに交換です。 裏から見たところです。ご覧の通りスナッピーが昔流行った「全面あたり」タイプです。左の写真でも分かりますが、全面あたりにするためのガイドローラーが既に壊れていて機能しないのと、ぶつけたみたいで歪んでいるのでこれは取り外し、最近は当たり前になっている「内面あたり」仕様に変更します。

という事で、今回のリペア&メンテナンスのコンセプトは下記の概要でいきます。
○既に機能していない各部パーツ(スイッチ、パッド、ガイドローラー)の交換。
○上下のヘッド、及びスナッピーは消耗が激しいのでこれも交換。
○シェル、フープ、各パーツの磨き。

塔純塔|イントアドバイス!

リペアを行う際はその対象楽器を良く観察して、コンセプトをきっちり固めてから取り掛かるようにしましょう。
でないと、ただ闇雲に楽器店に行きパーツを選んでも、必要の無いものまで買ってしまい、余分な出費になりかねない事も多く、元が安い楽器で結果新品を買うのと変わらないなんて事のならないように。パーツは意外と高いですよ(^^)

自分がどのレベルまでリペアをしたいのか?この楽器をどういう状態にしたいのか?良く考えましょう!
予算も念頭に入れておくと良いですね。

ちなみに今回は、通常のレッスンで使用できる状態に戻すこと、廉価版のスネアだから予算はできるだけ掛けないで、壊れていてどうしようも無い部分にだけお金を掛けました。
(といっても、部品代は楽器店で持っていただいたんですけどね)笑
だって、おいらの楽器じゃないんだも〜ん。。。。

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